ターニングポイント 過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる

昨日と今日、sinProjectのWebサイトをかなりシンプルにリニューアルした。

sinProject のWebサイトは、コンテンツを追加するたびにカオスになっていった。メニューは全てのページを網羅しようとしていたため、たくさんの文字が溢れ、メニューを見るだけで疲れる、とても不快なインターフェイスになっていた。トップページにはどのプロダクトがおすすめなのかわからないぐらい様々なプロダクトが掲載されていた。そして昨日のお昼頃、カオスが嫌になって行動した。対応が終わったのは本日の朝6時だった。そしてぐっすり眠った。

リニューアル後はトップページにスライドで幾つかのイメージ写真を掲載していた。昨夜からたくさんのステキな写真を閲覧して自分で厳選したものだ。パソコンの写真や、宇宙の写真、きれいな写真、なんだか意味深な女性の後姿。

起床とほぼ同時に、親しい友人と嫁に気になるところや課題などを教えてもらった。だが、二人揃ってその写真がsinProjectのイメージと違うと言う意見だった。

友人S「sinProjectサイト、シンプルになったけど、トップに使ってる写真が どの会社につかってもおかしくなさそうで、sinProjectのよさが あんまり出てないような気がするなぁ…」

嫁「トップページの画像みてたら謎の会社に思える…」

そこですぐに写真を、Tweechaのテーマイラストやちょっとしたプロダクト紹介に変更した。

友人S「うん、コッチの方がらしいねぇ〜〜」

嫁「親しみある感じになった!」

自分は間違った方向に進もうとしていたのかもしれない。

 

他にも幾つか嫁に指摘されていたのでその調整も終えた。そのあと嫁が

「ブログに私生活を書くと親近感がもてるのでは?」

と言った。そういえば最近、ブログには技術的なことしか書いていない。それに何か個人的なこと書くときは140文字以内にまとめて、良くも悪くも当たり障りなく簡潔にツイートとして投下するのが日常となっていた。私生活をブログに書く、確かにそれは面白いかもしれないと思った。

夕方、Ryanに「スィンさんはサラリーマンだったの?」という質問をされ、サラリーマン時代の話ついでに、昔作ったフリーソフトや、昔作成していた個人的なWebサイトを探し、こんなことをしていたんだよ、と見せた。

今よりも10歳以上若かった2004年にたしかにそこに存在してた過去の自分は、個人的なブログに私生活なり自分の思想なり悩みなりを、今よりはかなり真面目な文体で残していた。本来自分は短文ではなく、少し長めの、少し固めの、そして少しひねくれた文章をブログ記事として投稿することが好きだった。懐かしさがこみ上げつつ、ここで嫁の話とRyan話の2つの出来事がそっと一つにつながったことに妙な面白さを感じた。

 

そこはかとなくごく日常をブログに書き残すことをまた始めてみようと思う。この過去のブログから13年が経ってしまったが、また今日が、本来進むはずだった未来とは少し違う平行世界に突入するための分岐点になるのかもしれない。

今日、過去のこの投稿を見るきっかけが生まれ、実際に投稿を読み、何かを感じ今日の自分の行動と未来が変わることを13年前の自分は予見していなかったはずだが、今日は過去の自分に会えた特別幸せな日なので、久しぶりに長文でその感動を残してみようと思った。

2004年のブログ記事:ターニングポイント 他人と過去は変えられないが、未来と自分は変えられる

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