こんにちは、山下@KoheiYamashitaです。(ふぁぼーんというアプリを作ったりしています。)
今回はsinProjectさんが作成されているTxiichaのプラグインの作り方について解説していきたいと思います。
TweechaにもTwiccaプラグインとは別にTxiichaのプラグインを利用する仕組みが導入されているのでTweehaにプラグイン表示したい場合もこの記事を参考に実装していただければ大丈夫です。
また、この記事はAndroidのアプリを作ったことがあり、ある程度アプリの構成を理解している人向けの記事になります。
早速作ってみよう!
サンプルプロジェクトは以下にあります。Kotlinという言語で書いていますが、Javaがわかる人であれば見て理解できると思います。
https://github.com/kitProject-dev/txiicha-plugin-samples/tree/show-tweet-sample
そんなに難しいことではありませんが、ポイントだけ解説します。
まずはAndroidManifest.xmlにTxiichaプラグインからのIntentを受け取ることができるように受け取りたいActivityに以下のintent-filterを追加してください。
<intent-filter>
<action android:name=”net.sinproject.android.txiicha.ACTION_SHOW_TWEET” />
<category android:name=”android.intent.category.DEFAULT” />
</intent-filter>
サンプルアプリ的にはこのあたりになります。
後はActivityでIntentを取得するだけです。getIntent.getExtras.getString(key)の形で取得できます。keyは以下の表を参照してください。
key | 値 | 型 |
Intent.EXTRA_TEXT | ツイートテキスト | String |
id | ツイートID | String |
created_at | ツイートされた時間 | String |
source | クライアント名 | String |
in_reply_to_status_id | 返信先情報 | String |
user_screen_name | スクリーンネーム | String |
user_name | ユーザ名 | String |
user_id | ユーザID | String |
user_profile_image_url_original | ユーザーのアイコン画像のURL(originalサイズ) | String |
user_profile_image_url_bigger | ユーザーのアイコン画像のURL(biggerサイズ) | String |
user_profile_image_url_normal | ユーザーのアイコン画像のURL(normalサイズ) | String |
user_profile_image_url_min | ユーザーのアイコン画像のURL(minサイズ) | String |
例えばツイートの内容を取得したければ
・Javaの場合
String tweet = getIntent.getExtras.getString(Intent.EXTRA_TEXT)
・kotlinの場合
val tweet = intent.extras.getString(Intent.EXTRA_TEXT)
となります。
成功すれば下記のようにTweecha、Txiichaのメニューに表示されます!
・Tweecha | ・Txiicha |
Txiichaプラグインに対応しているふぁぼーんの場合
ふぁぼーんではプラグインからTweetIdを受け取り、受け取ったTweetIdでTwitterに問い合わせを行い、Tweetの保存を行っています。
皆さんもぜひTxiichaプラグイン対応のアプリを作ってみてください!
参考URL
・Txiichaプラグインサンプル
https://github.com/KoheiYamashita/txiicha-plugin-samples/tree/show-tweet-sample
ふぁぼーんというアプリを作っています。ふぁぼーんはツイッターのツイートをカテゴリ分けして保存できる、いいねを利用しないので相手に通知が行かない、もちろんタイムラインにも出てこないというすごく便利な特徴を持った超便利なアプリです。
詳しくは下記ページを参照ください。
http://kitproject.info/service/favoon/